カテゴリー別アーカイブ: 書籍

書籍:リーダブルコード #readablecode

に脊髄反射で応募したら通ってしまいました。

@kdmsnrさん、ありがとうございました。

 

レビュー

本書の内容、既にある程度コードを書く仕事をしている人なら、別段珍しい話ではありません。ですが、本書はそれぞれの「リーダブル」にするための方法に「名前を付けた」ことが素晴らしいと思います。

例えば、ある程度長いメソッドの一部分をメソッドアウトするというのは私も良くやるのですが、どういう基準でやっているかは意識していませんでした。しかし本書では、その作業に「無関係の解問題を抽出する(p.129)」と名前を付けています。まさに「我が意を得たり」でした。

また、何人かの方が書いていますが、「薄い」のが素晴らしいです。「コードコンプリート」など名著とされる書籍は、その分厚さ(それに伴う高価さ)でどうしても読むのを躊躇した人でも、本書ならさっと手に取って読めるのではないかと思います。

初級者は良いクセをつけるために、ある程度経験を踏んだ中級、上級者は、より「リーダブルなコード」を手に入れるため、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

Amazon.co.jpの方にも同じ内容でレビューを投稿しました。

書籍:HTML5開発ポケットリファレンス

http://www.amazon.co.jp/dp/4774150673/

 

新たなマークアップタグからJavaScriptまで、広義の「HTML5」を用いた開発についてのリファレンスです。

 

内容は新たなマークアップタグの中でも、フォーム部品にかかわるものと、Canvas APIやGeolocation APIなどのJavaScriptが主です。

逆引きでやりたいことが調べられるようになっており、使用する要素それぞれに対して、IE、FireFox、Chrome、Safari、Opera、iOS、Androidの対応状況が一目でわかるようになっています。

以前紹介した「C#ポケットリファレンス」と同じような雰囲気で、仕事机の近くに置いておくにはうってつけだと思います。

また、現在はどのブラウザも対応していない仕様についても含まれているのは素晴らしいと思います。今後それぞれのブラウザの対応バージョンが変われば、手書きで修正していけばよいですから。

 

欲を言えば、逆引きのための「目次」の時点で各ブラウザの対応状況が掲載されていると、わざわざ目的のページを開く必要がなくなるので、もっと嬉しいと思います。ただ、これは一つの逆引き項目に対して複数の要素がからんでいる場合もあるので、ちょっと難しいかもしれませんね。

 

これからHTML5で新たにアプリケーションを作る人、既存アプリのHTML5化を行う人は、ぜひ手に取ってみてください。

書籍:モレスキン「伝説のノート」活用術

全世界でたくさんのファンがいる「モレスキンノート」の活用術を紹介した1冊。私は最近モレスキンに興味があり、どうやって使っていくのかなと思ったので読んでみました。
Amazonのレビューではコアなファンからの評価は低いようですが(主にもっといろいろな使い方が知りたかった、といったもの)、基本的な使い方からノート術、そして応用した使い方の入り口までが、1冊の本にまとまっているということに本書の価値があります。
私は読後、すぐにでもモレスキンを手にして、著者が推奨する「ユビキタス・キャプチャー」を行ってみたくなりました。まずは、モレスキンの現物を探しに行こうと思います。

booklogより転記